土台

久々にコラムです。

というか、いろいろございましてWEB広報担当、
なかなか動けずにいます。
ブログやサイトが動かない事で、ご心配もおかけしているようで
本当に申し訳ございませんm(_ _ )m

さて、コラムに戻りますが
本日、友人に付き添いをお願いして、ピアニストのコンサートに
行ってまいりました。
コンポーザーピアニストの天平さんのコンサートです。

彼のそのピアノの演奏やご自身で作られた楽曲の素晴らしさは、
もちろん!!の一言なんですが、
今回は彼のMCで語られた言葉に感銘を受けたので、そのお話です。

アンコールもトリプルアンコールになって、
質問コーナーを設けたのですが、そこで客席からこんな質問が。
「天平さんは、今日本を見ていますか?それとも世界を見ていますか?」
この質問に、彼はこう答えました。
「前は世界ばかり見ていた。でも、日本をおろそかにするという事は
家を作る事に例えると、土台を作るのを忘れて、
壁を作ったり屋根を作ったりしているようなものだと気付いた。
だから今は両方を大事にしたい。」
この言葉に気付かされるものがありました。

まちの活性化をとか、文化振興・スポーツ振興など
まちづくり川口の中でも、様々な事業があり、提案があり
いろいろな事が動いています。
はたして、私たちの事業は土台をきちんと見ているのだろうか?
作ろうと努めているのだろうか?
そんな事を思ったのです。

まだわたしたちは2年目を半年近く過ぎた位の活動歴。
認知度はさほど高くないかもしれません。
でも、それはわたしたちが川口の皆さんの方を
うまく向けていないのが原因なのかもしれません。

じゃあ、どのようにしていけばいいのか…。
それはまだ上手に理解できていないのかもしれません。
活動をする一方で、活動を広めるためにも
その活動が本当に地域の皆さんのためになっていたり
交流を深めるきっかけになっているのかなどを
きちんと皆さんの方向を向いて、聞いたり話したりしていく事が
大事なんだろうなぁと思います。

現在、日本で一番といってもいい大きな話題の
尖閣諸島の事件についても、
ネット上や街の声に多くの反発がきこえてくるのは
日本政府が、中国をはじめとした外国に目を向けすぎて
一番大事な国民の方を向いていないのが
原因なのではないかと考えられると思います。

土台を大事にする。
土台をきちんと見つめ、より強固なものにしていく。
そのために何が出来るのかを考える。

自分の人生の道筋にも
まちの活性化にも
国を色んな意味で豊かにしていくのにも
必要な考え方なのだという事を
改めて実感しました。