現在、東日本大地震の被災者の方の受け入れ場所になっている
西スポーツセンターですが、
その様子を当会会員の「荒川夢クラブ」の代表
林美恵子さんが、綴っておられます。
荒川夢クラブの会員さん、まちづくり川口の会員に向けて
発信してくれているそのレポートをこちらに転載致します。
4月6日(水)の西スポ避難所のようすです。
きょう、避難所開始初期からいらした家族が福島に戻られました。
西スポ地下駐車場で見送りました。
見送りながら切ない思いもします。
寺島真理子先生が看護師さんと共に
被災者の皆さんの診察に来られました。
被災者の間を回って診察や助言をしてくださっています。
最近は大学生たちの気遣いや活動がうれしい限りです。
子供たちのプレールームに手作りのダンボール製秘密基地と
こいのぼりがあります。
地域のコミュニティ団体が作ってくださった秘密基地もさることながら、
浦和大学の学生さんたち作成のこいのぼりも5月を前にしてタイムリーです。
ウロコには折り紙製のさらに小さな魚がいっぱい貼ってあります。
何ともかわゆいです。
秘密基地は子供たちに大人気です。
小さい子も大きい子も入りたがります。
近所に住む東海大学の学生さんたちが来てくれ、
小学生たちと卓球室で思い切りボール遊びに汗を流してくれます。
退職された先生方が学習指導においでになっていますが、
学生さんたちもいっしょに加わってくれました。
ばらばらになったパーツを組み合わせて正方形にするんですが、
子供たちの方が早く完成し、大学生たちが意外に苦戦していました。
大学生の方が頭が固くなっているんだろうかと大笑いです。
きょうもお母さんがボランティア・スタッフでいっしょに来ていた
お子さんたちが被災した子供たちと交わって一日を過ごしていました。
地元の小学校に入る福島の子供もいます。
新学期は目の前です。