12月7日(土)9時より、「西川口クリーン作戦(12月度)」を実施いたしました。
当日はJR西川口駅西口交番前に8時30分より参加者が続々と集まり、正会員10名、ボランティア12名、計22名が参加しました。
本活動は、まちづくり川口・環境保全部が主催する事業として実施され、阿部俊幸部長、佐藤副理事長の進行のもと、スムーズに活動が進められました。
■ 東口・西口の両エリアで清掃を実施
今回は西口に加え、東口側も範囲を拡大して清掃を行い、以下のごみが回収されました。
- 一般ごみ:約13袋
- 缶ごみ:2袋
- ビンごみ:1.5袋
- ペットボトル:2袋
- 特殊ごみ:2袋
路上には吸い殻や空き缶・ペットボトルが多く、中には中身が残ったまま捨てられたものもあり、スタッフが一つひとつ中身を廃棄して分別を行いました。
また、雨が降っていないにもかかわらず、傘の不法投棄が約10本回収されるなど、異常とも言える状況が確認されました。

■ 一部地域で深刻な環境悪化が判明
アジア系・中華系店舗周辺においては、ごみの散乱だけでなく、店舗資材の路上放置、油汚れによる路面変色、大量ごみの押し込みなど、深刻な衛生環境の悪化が見られました。

阿部部長からは、
「これは酷い状態。衛生的にも良くないし、夏場は異臭も発生するのでは」
と強い懸念が示されました。
毎回参加しているメンバーからも「今日は少ないほう」との声が上がり、西川口駅前の衛生問題が根深い課題であることがより明確となりました。
■ 東洋大学の学生も参加
今回は東洋大学の学生も参加し、理事長に対し環境活動や西川口の外国人コミュニティに関する課題など積極的に質問する様子が見られました。
地域課題に関心を持つ若い世代との交流は、活動にとっても大変意義のある時間となりました。
■ ごみを出さない・捨てない街へ
ごみ問題の根本的な解決には、一人ひとりが以下を徹底することが不可欠です。
- 路上にごみを散乱させない
- 分別を守る
- 決められた曜日・時間に正しく排出
- 店舗周辺の定期的な清掃
- 資材・備品を路上に放置しない
こうした当たり前のルールを守ることで、西川口は必ずより良い街に変わっていきます。
■ 次回開催について
次回の西川口クリーン作戦は、
3月第1日曜日 9時~
に予定しています。
その日までに、また多くのごみが散乱してしまう現状を思うと心苦しいところですが、私たちの活動が少しでも街の衛生改善につながるよう、引き続き取り組んでまいります。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
そして、引き続き地域の美化活動へのご協力をお願いいたします。