3月30日(水)の西スポ避難所のようすです。
きょう、さいたまスーパーアリーナ避難所より
福島からの被災者ご家族が移ってこられました。
昨晩は既に新聞報道されているとおり、川口有数の中華レストラン
「銀座アスター」さんが被災者の皆さんをご招待くださいました。
皆さん、久方ぶりに本格的な中華料理コースを堪能されたようです。
きょうは女医の寺島真理子先生が被災者の皆さんを診察し、
医療相談を行ってくださいました。
看護師さんに加え、大学で医学を勉強中の女子学生もボランティアで
いっしょに被災者ご家族の間を回ってくれました。
すぐ近くの小学校から高学年の女の子たちが来てくれ、
被災した子供たちの学習に加わったり、
小さい子たちとひとときをいっしょに過ごし、遊んでくれました。
女の子たちが帰ろうとすると、小さい子たちは「また来てね」と見送っていました。
こうした地元の子供ボランティアの存在はうれしいですね。
地元の化粧品会社よりハンドクリームやローションなどが無料で提供されました。
被災者の若いお母さん方が手にとっていらっしゃいました。
本日の夕食は野菜サラダとカレーライス。
地元町会と食生活改善グループの心尽くしです。
典型的な家庭料理の定番メニューとも言えるきょうのカレーは
あっという間のお代わりでお鍋がほぼ空になったそうです。
何ともいい匂いがしてましたあ。
スーパーアリーナのような大規模避難所のよさもありましょうが、
中規模あるいは小規模避難所のように、おたがいの顔が見え、
おだやかな空気が流れる避難所に移ってほっとなさっているようでした。