川口市の「朝日環境センター」は、持続可能な循環型社会の実現を目指し、廃棄物の適正処理と資源の有効活用を推進するために設立された複合施設です。その中核をなす「リサイクルプラザ」は、市民参加型のリサイクル活動や環境教育の拠点として重要な役割を担っています。

朝日環境センターの概要
- 所在地:〒332-0001 埼玉県川口市朝日4丁目21番33号
- 主な機能:
- 一般廃棄物の中間処理(焼却処理)
- 家庭ごみ・事業系一般廃棄物の自己搬入受付(※粗大ごみは対象外)
- 小動物の死体処分受付
- 廃棄物処理手数料の徴収
- 連絡先:048-228-5300(ごみ焼却担当課直通)
- 受付時間:8:30~17:15(土日祝・年末年始を除く)
センターの設立は、川口市の環境基本条例や廃棄物処理法の施行を背景に、環境企画課から分離された「朝日環境センター建設室」によって進められました。平成11年(1999年)にはリサイクルプラザ棟の建設工事が開始され、地域の環境拠点としての整備が進められました。
リサイクルプラザの詳細
- 所在地:朝日環境センター内(リサイクルプラザ棟3階)
- 連絡先:048-228-5306(直通)
- 受付時間:8:30~17:15(祝日・年末年始を除く)
主な業務内容
- リサイクルプラザの運転・維持管理
- 資源物の搬入・搬出・処分
- 資源化技術の調査・研究
- リサイクル啓発施設の運営
施設・設備
- 啓発施設(3階・4階):リサイクル工房や展示スペースを備え、環境学習や体験活動が可能です。
- 余熱利用施設「サンアール朝日」(5階):ごみ焼却の余熱を利用した温水プールや浴室を備え、市民の健康増進に寄与しています。
関連団体・イベント
リサイクルプラザでは、市民参加型のイベントやボランティア活動を通じて、地域との連携を深めています。
- 主なイベント:
- 「おもちゃの病院」:壊れたおもちゃの修理を通じて、物を大切にする心を育みます。
- 「リサイクル家具類販売」:再生家具の販売を行い、リユースの促進を図っています。
設立の目的とこれまでの経緯
朝日環境センターの設立は、川口市の環境施策の一環として、廃棄物の適正処理と資源の有効活用を目的に進められました。平成11年(1999年)にはリサイクルプラザ棟の建設工事が開始され、地域の環境拠点としての整備が進められました。
アクセス情報
- 電車:埼玉高速鉄道「南鳩ヶ谷駅」下車 徒歩15分
- バス:
- 川口駅東口より東武バス(川10、川11、川12、川13など)「朝日環境センター」下車
- 西川口駅東口より東武バス(西川05、西川05-2)「朝日四丁目」下車
- 川口市コミュニティバス「みんななかまバス」南平線「朝日環境センター」下車
- 車:建物正面側と地下1階に計約100台分の無料駐車場あり
朝日環境センターとリサイクルプラザは、川口市の環境保全と持続可能な社会の実現に向けた中核施設として、市民と行政が連携しながら取り組みを進めています。今後も地域社会との協働を深め、より良い環境づくりを目指していきます。