7月6日(日)9時より、「西川口クリーン作戦」が実施され、NPO法人まちづくり川口の正会員およびボランティア会員、計4名が参加いたしました。
■「西川口クリーン作戦」とは
本活動は2006年頃、当時大学生であった大熊氏の呼びかけによりスタートし、その後まちづくり川口が引き継ぎ、地域の清掃活動として継続しています。2013年頃からは、活動頻度を月1回に縮小しましたが、地域の環境美化に向けて着実に取り組みを続けております。
近年では、「情熱ピカピカ隊」という団体が立ち上がり、約3年前から自主的な清掃活動を展開。団体名の由来は、かつて西川口にあった同名の飲食店にちなんでおり、その思いを引き継ぐ形で活動されているとのこと。地域への深い愛着を感じさせる素敵なストーリーです。
まちづくり川口としてもその志に共感し、今年3月からは定例清掃活動を合同で行うなど、連携体制が強化されております。
■当日の活動の様子
今回は、情熱ピカピカ隊の定例清掃にまちづくり川口が協力する形での参加となりました。当法人からは4名が参加し、情熱ピカピカ隊よりお借りしたオレンジ色のビブスを着用しながら、西川口駅周辺を中心にごみ拾いを行いました。
非常に暑い一日ではありましたが、参加者一同、清々しい気持ちで活動することができました。運動不足解消にもつながるボランティア活動は、健康増進にも効果的です。理事長・長谷川自身も最近、ボランティアを「体力づくりの第一歩」と感じ始めています。
■現場から見えた“現実”
活動を通じて、西川口の街の現状を改めて目の当たりにしました。駅周辺の歩道や植え込みには、タバコの吸い殻、空き缶、ビニール袋、傘、ペットボトル、さらには割れたガラス瓶などが散乱しており、非常に危険な状態です。
中国料理店や中国の食材店周辺にもゴミが多く、これからの季節は衛生面のリスクが特に懸念されます。異臭も漂っており、清掃の必要性が一層高まっています。
特に「ドン・キホーテ西川口駅前店」周辺では、ごみの散乱が慢性的な課題となっており、報道やSNSでも取り上げられることが多いエリアです。以前この場所には「プレゴ西川口店」があり、スタッフが毎日丁寧に清掃をしていたことで美観が保たれていたという話もあります。
店舗周辺の環境は、利用者のマナーだけでなく、店舗側の清掃習慣によっても大きく変わるものです。まちづくり川口としては、地域全体で清掃意識を高めていけるような啓発活動にも取り組んでまいります。
■今後に向けて
地域の美化は、一部の団体だけで実現できるものではありません。まちづくり川口は、情熱ピカピカ隊と連携しながら、地域住民・店舗・来訪者すべての方が清掃・美化に対する意識を持ち、自発的な行動が生まれるような雰囲気づくりを目指しています。
今後もこのような清掃活動を継続し、「ポイ捨てしにくい街」「地域住民が誇れる西川口」の実現に向けて、地道に活動を続けてまいります。ご関心のある方は、ぜひ次回の活動にご参加ください!
■次回の活動
次回のまちづくり川口のクリーン作戦は、9月7日(日)9時 JR西川口駅西口交番前集合
恐れ入りますが多くのご参加をお願いいたしたく思います。
ボランティア活動参加フォーム
https://forms.gle/biWUBgFMLpScL9Gq7