自然と歴史、スポーツと感動が詰まった「青木町公園」へ行こう!

川口市の真ん中に、誰もが笑顔になれる特別な場所があります。緑に囲まれた開放的な空間、子どもたちの歓声が響く遊具広場、汗を流せるスポーツ施設。そして園内には、かつて走っていた本物のSLや、東京オリンピックの聖火台まで!――そう、それが「青木町公園(あおきちょうこうえん)」です。
ここは単なる公園ではありません。子どもから大人までが集い、思い出を刻み続ける“川口のシンボル”ともいえる場所なのです。
青木町公園の概要
- 所在地:埼玉県川口市西青木4丁目8番1号
- 開園:1975年(昭和50年)
- 電話番号:048-256-2510(青木町公園総合運動場管理事務所)
- 入園料:無料(一部施設は有料)
- 営業時間:終日開放(一部施設は利用時間あり)
- 定休日:年中無休(施設によっては休館日あり)
- 運営母体:川口市・川口市公園公社
- アクセス:
- JR京浜東北線「西川口駅」東口から徒歩約15分
- 国際興業バス「青木町公園」バス停すぐ
- 駐車場:
- 約100台収容(有料)
- 最初の1時間200円、以降30分ごとに100円
公園内の見どころ・施設紹介

SL(蒸気機関車)D51-401号機
青木町公園のシンボルのひとつが、かつて日本全国を駆け抜けたD51形蒸気機関車「デゴイチ」。その401号機が園内に保存・展示されています。運転室の中も一部見られ、鉄道好きな子どもたちや大人にも大人気!SLの迫力を間近で体感できる貴重なスポットです。
聖火台と東京オリンピックの記憶

1964年の東京オリンピックで実際に使用された聖火台が公園内に設置されています。市民の平和とスポーツへの想いを象徴するこの場所は、訪れた人に感動を与えてくれます。聖火台の前での記念撮影はお忘れなく!
川口マラソン大会のスタート&ゴール地点!
毎年12月に開催される**「川口マラソン大会」**の会場もこの公園。市民ランナーから全国からの参加者までが集い、熱気あふれる一日が繰り広げられます。応援だけでも楽しいイベントです!
スポーツ施設(有料)
青木町公園総合運動場
- 陸上競技場:400mトラック、芝生フィールド完備(大会・学校利用あり)
- 野球場(軟式):照明付き、ナイター利用可能
- テニスコート:砂入り人工芝×5面(要予約)
- 利用時間:9:00~21:00(最終受付20:00)
- 利用料金(市内在住者の例):
- 陸上競技場:1時間300円(個人利用)
- テニスコート:1時間800円
- 野球場:1時間2,000円(照明代別途)
※利用には予約が必要です(川口市公共施設予約システムより)
子どもたちに大人気!遊具広場
すべり台、ジャングルジム、ターザンロープなど、バリエーション豊かな遊具が設置されている広場。小さなお子さんから小学生まで、時間を忘れて遊べます。芝生エリアも広く、ピクニックにもぴったり。
自由広場・ジョギングコース
広々とした自由広場では、ボール遊びやバドミントン、凧揚げなど自由に楽しめます。周囲には1周約1kmのジョギングコースが整備され、健康づくりにも最適!

イベント・活動
- 毎年12月:川口マラソン大会
- 春・秋:花まつり、親子スポーツデー
- 夏:こども縁日(地域連携イベント)
- 通年:スポーツ教室(テニス・陸上など)
地域密着型のイベントが多く、四季折々の楽しみがあります。
カフェ・飲食情報
現在公園内に常設のカフェやレストランはありませんが、イベント時にはキッチンカーの出店があります。また、近隣にはファミリーレストランやカフェが充実しており、ピクニック後の休憩や食事にも便利です。
公園設立の由来とこれまでの歩み
青木町公園は、川口市の都市化が進む中で「市民の憩いの場」「スポーツ振興の場」として1975年に開園しました。当初は野球場と広場だけでしたが、その後、陸上競技場やテニスコート、遊具広場などが順次整備され、現在のような複合型公園へと発展しました。
現在SKIPシティに設置されているプラネタリウムは、SKIPシティができるまではこの青木町公園にありました。

特に、川口市が鉄道・鋳物・スポーツといった分野に力を入れていた歴史を反映し、SLや聖火台の設置も「地域の誇りを未来につなぐ」象徴として残されています。
まとめ
「青木町公園」は、単なる公園ではなく、川口の“今”と“これから”を感じられる場所。走って、遊んで、感じて、学べる。そんな全世代にとっての宝物のような空間です。
休日には、ぜひご家族やご友人と一緒に訪れてみてください。あなたの新しい思い出が、ここで始まります。