現在、東日本大地震の被災者の方の受け入れ場所になっている
西スポーツセンターですが、
その様子を当会会員の「荒川夢クラブ」の代表
林美恵子さんが、綴っておられます。
荒川夢クラブの会員さん、まちづくり川口の会員に向けて
発信してくれているそのレポートをこちらに転載致します。
4月2日(土)の西スポ避難所のようすです。
ここ2、3日で福島からの新たな被災者が入所される一方で、
いろいろ考えた結果、福島に帰ることにして退所するご家族もいらっしゃいます。
車で福島に向かう方々を見送りました。
午前中は浦和大学子ども学部の先生と学生さんたちが来てくださいました。
学生さんたちはあした実施予定の「お楽しみ会」の準備にとりかかり、
被災した子供たちを相手に卓球をしたりゲームをしたりしてくれました。
バイオリン片手にボランティア・スタッフで来てくれた女性は、
子供たちなどにアニメソングから葉加瀬太郎さんの曲まで
披露して和ませてくれました。
本日の夕食はビーフシチュー。
牛肉や野菜がとろとろに柔らかく煮込まれ、作ってくださっている途中から
何とも言えないおいしそうな香りが漂っていました。
食べると、口の中でとろけそうで好評だったのは言うまでもありません。
食事、子供、生活から物資支援などまで
避難所全体の運営にかかわる会議もたびたび行われ、
運営体制も強化されてきています。
きのうは、退職された専門の保育担当の方々、退職なさった先生方や
ボランティア・スタッフ等、子供にかかわる皆さんが一同に集まり、
情報交換や共有のひとときを持ちました。
避難所から自転車で帰宅する道すがら、夜桜が。
4月に入り、西スポ避難所もさらに新たなステージになってきたようです。